CCAO-F 合格体験記 · AICERT NOTES
CCAO-F を最初に受けたのは、知識を一度体系的に確認しておきたかったのが動機です(無料で受けられるし、足元から固めても損はなさそうと思いました)。
今回の試験対策そのものの全工程を、Claude Code と一緒に進めました。調べる・方針を決める・計画する・教材を分析する・自作する・解く・実力を測り直す、まで全部を Claude とやりました。勉強も苦手、英語も苦手、資格取得も苦手ですが、でも Claude で全部やって合格したらおもろくない? という感じで始めました。
結果からいうとCCAO-Fの内容自体はAIの全般的な取り組み方を学べますが、現時点で受講しようとするとほぼ英語の勉強が課題という感じです。なので、日本語で受験する方はそう苦労することはないと思います。ただ、受験に向かうまでClaude Codeをどう使ったかという観点は他の資格試験にも利用できるところがあると思います。
受かるまでに Claude Academy の公式ページで英語の教材を読んだり、動画を視聴したりといったことはしていません。英語が読めないし、英語で動画の教材を聞いて理解するなんて無理だと諦めました、、、なので、Claude に日本語の教材を作ってもらおうと思いました。
最初にしたのはClaude Code に「何を勉強したらいい?」を聞くことでした。探索してもらうと公式 Exam Guide(試験概要)にたどり着きましたが、「単一の必須コースは無い」と明記。勉強法6項目を推すだけで、意味がわからない……。
特定コースの指定はなく、具体的な教科書は示されていません。
それから市場を調べても、日本語の CCAO-F 教材でまともに使えそうなものはKindle を含めて見当たらず……
教科書はないですが、公式が名指ししている「推奨コース」は以下だとわかりました。
やったことの大半は「探す」ではなく「作る」で、上記の推奨コースの情報から作った教材は以下のとおりです。
これらは全部、個人の Mac 上にローカルサーバを建ててポータルページを作り、そこに集める形にしました。(自分専用の学習ページをClaudeCodeに作ってもらった)
最初の1日でやったことはまだ続きます。


ローカル学習ポータル(一部)
公式の情報以外の試験についての情報を探そうと思い、2つやりました。
(1) 試験模試の入手
(2) 実際に試験を受けた人たちの感想や情報を調査
(1) 試験模試の入手:調べてもらったところ Udemy で買えると言ってきたので、レビューを分析させて1番良いものを買いました(セール時で1,300円)。簡単すぎる教材や、AIに作らせた雑な教材がUdemyに多く存在するそうで、それを弾けたのはよかったです。
買った教材:Frank Kane(Sundog Education)の「Claude Certified Associate – Foundations Practice Exam Pack」(Udemy・★4.5前後)。
模試が全部で6回分。
・Exam1〜3 の3回分は本番に近い難易度(Realistic モード)
・Exam4〜6 の3回分は本番より技術寄りで難しい(Hard モード)。
今回使ったのは Realistic の3個だけです(Hard はレビュー分析で不要と判断)。
(2) 受験者の情報調査:Udemy のレビューや Reddit の投稿を分析させて、試験を受けた人が何か手掛かりになることを言っていないか調べました。まとめると、Udemyのこの教材は本番より若干難しく、本番だとUdemyには無い出題形式(並び替え)の問題があるとのことでした。
得られた具体的な情報:
調査が一通り済んだので、自分の実力を測る測定テストをClaudeに作らせて、その結果に合わせてスケジュール日程を組んでもらいました。Claude によると「測定の結果、君は2〜3週間勉強しろ。内容はXXでスケジュールはこうだ」と言われたので、それを元に行動することにしました(実際は激甘の測定テストで後悔することに)。
最初の1日でやったのはここまでです。
公式の情報調査、教材作成、外部の試験情報調査、測定テストの作成・実施、計画立案
教材で一通り勉強して6日目あたりで初めてUdemyのExam模試をやりましたが、50%しか取れず見事撃沈(この時受けたのはExam2で本番より少し難しいレベル)。Claudeに最初に作らせた測定問題が公式からデータを引用していたため(簡単な確認テストが基準)、測定がうまくいってないことに気づきました。最初から試験基準を満たした外部の模試レベルで行うべきでした。
でも問題を解いた後に、「これ知識の問題なのか?英語が苦手なだけじゃ?」と思い、Udemyの試験を全部日本語でローカルサーバに再現してもらい再度60問解き直したところ、半分以下の時間で9割解けたので、「知識ではなく英語で落ちている」、と分かりそこからは英語をどう早く読み解くかに焦点をおきました。要するに勉強した最初の5日で知識はおおかた埋まっていて、あとは英語だけという状態だったようです。その結果を元にClaudeと相談、英語の弱点を埋めるための学習内容・計画に修正してもらいました。
集めた情報や教材を使って勉強しました。具体的には:
作り上げてからは、Udemy の模試 → 解析を読んで復習 → 再演の繰り返し。
公式問題のドリル、並び替えドリル、英単語帳はアーティファクトで作っていたので、/remote-control でスマホアプリにセッションを繋げて、移動中や隙間時間にスマホからやっていました。
対策の時間は記録していないので教材の分量からの概算ですが、合計で45〜50時間ほどだと思います。土日はあまり時間取れなかったので、平日の夜に2〜3時間。と言ってもあまり苦にはならず、Claude で自分に合わせた教材やドリルを作り、できなくても何でも解決できてアウトプットとして作れること、前に進めること自体がゲームみたいで楽しく、夜な夜な英語を勉強するキモい感じになっていました……。英語も勉強も嫌いですが、ものづくりは好きなので、「学ぶこと・勉強する方法」自体が Claude によって変わりました。
CCAO-F は60問・120分、全問シナリオ型です。「この状況で分別ある行動はどれか」を問う判断の試験でした。本文は紹介した市販模試(Udemy)より明らかに短く、1問あたりの読む量は軽めです。出題は4択の単一選択が中心ですが、5択から2つ選ぶ複数選択も混ざります。
分量が軽い割に、時間はタイトでした。理由は明快、英語です。あと読解に時間がかかるのは本文ではなく選択肢という印象です。選択肢どうしが微妙にしか違わず、消去法できれいに消せるものばかりではありません。「ほぼ全部それらしく見えるが、実際に当てはまるのは1つ(または2つ)だけ」という作りで、きちんと読み込まないと選べない問題が多い。本文を読む時間より、選択肢を見分ける時間で削られます。読めない単語も多少ありましたが、舞台設定の業界用語ではなく、判断に関わる重要な動詞でも難しいものが混じる印象でした。日本語であれば、車の免許の試験みたいな感覚で、誰でも少し勉強したら受かるよねって内容だと思います。
ちなみに私はClaudeが最初の1日でスケジュールを作った時点で試験日も決まっていたので、すぐに申し込みました。(それも「先に申込め」とClaudeに言われたからです)